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ピアノ生活 緩徐楽章

気づけば再開10数年…大人なピアノ生活を目指します♪

ピアノに助けられましたが(ノ_<)

春の発表会、終わりました。
曲は、初スクリャービンで前奏曲Op11-1と、解凍もののバッハ平均律1巻1番。

予想通り、なのかな。もっと崩壊するかもしれないという恐怖もありましたが、そもそも普段から弾けてない状態での本番だったので、ある意味守りに入ることもなくて、開き直ることができたのかも。

開き直ったとはいえ、身体は久々のホール本番で緊張して固まっているので、スクリャービンは想定内のミスタッチでしたが、バッハはフーガで普段やらないミスを連発。焦って止まったり弾き直したりしてしまった。でもテーマの歌い方を隅々まで意識して耳を向ける練習をしていたので、ミス以外はやりたいことはできた気がします。この平均律のプレリュードは良いピアノで弾くと本当に幸せで、心から楽しめました。何人かの方にこのプレリュードが良かったとの感想を頂いて、嬉しかった。

今回のベーゼンドルファーは、とてもご機嫌麗しくて弾きやすく、更には音楽を導いてくれるような頼り甲斐がありました。スクリャービンはそれに助けられた面もありながら、やりたいことをやろうとすると余裕が無さ過ぎてミスを量産してしまいましたが、もっと余裕がある状態で弾けたら幸せだっただろうなあと。

バッハは、もっと事前に人前練習をしておきたかったです。しばらく気持ちに余裕が無く、練習会などに参加する機会がとても少なかったので、この曲は練習会なしでいきなり本番でした。(実はスクリャービンはもっと早くから弾いていたので、人前練習は2回できたのですが、あまりに早期過ぎて譜読み時期でした・・苦笑)たくさん練習会に参加していた頃は、もう少し緊張との付き合い方が上手だった気がします。

そうそう、でも今回はピアノ再開後最初に買ったお気に入りドレスを久々に着たので、それはとてもテンションが上がりました。久々に着たというのは、あまりに長すぎて歩きにくく裾を踏んで転びそうになることが多発して危険だったからなのですが、今回奮発してお直しに出したのでとても歩きやすく快適でした。今回のステージに映える色だったみたいで、色がとてもきれいに見えたと言ってくれた方が何人かいました。

今回、普段あまり聞いたことがなかったり(初めて聞いた連弾曲、有名作曲家の隠れた名曲やモーツァルトの変奏曲たち)、生演奏ではあまり聞く機会が無い曲などもあり、純粋に演奏会としても楽しめました。
それから、終わってから3人でお茶をしたのですが、コロナ禍が始まってから2次会には参加しなかったので、短い時間でしたがこれも刺激的で楽しかったです。ピアノの話というより仕事の話などの雑談が多かったのですが、濃い話ができました。

記録として動画を貼りますが、ハラハラドキドキさせてしまうので、もし万が一?!ご興味あればお聴き頂けたら嬉しいです。
背景が暗いので、カメラの調整がうまくいかず白飛びしていてすみません。
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とんでもない誤算(選曲ミス!?)

昨年末から色々と新曲に取り組んでいるのですが、今月末の本番に向けての選曲が大失敗・・かも。

ピアノの調律をしてもらってから、何だかピアノ熱がすごく高くなって、練習曲を含む新曲(しかも初モノ多い)をたくさん始めちゃいまして。手の調子もまだ微妙なのに、こんなにできるんだろうかと思いつつ。

ベレンス 左手のトレーニング 2~5番
バッハ 平均律 1巻1番(解凍中) 2巻7番(熟成中)
ショパン 新エチュード1番
スクリャービン プレリュードOp.11-1
モーツァルト ソナタK533 第1楽章 
(ラフマニノフ プレリュードOp.23-6 未着手)

珍しくロシア物が入っているのは、秋にロシア物限定の発表会があるためです。そして、そのうちの1つであるスクリャービンのプレリュードを、今月末の発表会で弾く事にしました。

当初は、これも初チャレンジのショパンエチュードと、昨年末に弾いていた平均律2巻7番を弾く予定にしていたのですが、この平均律があまりに弾きすぎて、劣化してしまいまして。それと、ショパンのエチュードを本番で弾くのは怖いなあと思ったんですよね。

それで、当時まだゆっくりしか弾けなかったスクリャービンですが、ハ長調だし何とかなるかと思ってショパンの代わりにしました。平均律は、それに合わせてハ長調の以前弾いたものを組み合わせて、プログラム的にもぴったり♪

と思ったのですが、このスクリャービンが想像を絶する弾きにくさで、とんでもない誤算でした(汗)ハ長調なので譜読みは簡単だったんですが、左手のアルペジオが速くて指に当たらない&右手と指が重なるのでミスタッチだらけに。右手も、音は覚えても鍵盤見ずには弾けないメロディ。両手で弾くと全くテンポが上げられず、ずーっとチンタラした状態が続きました。

2月末のレッスンで先生がさすがに焦って、テンポを上げて弾く練習をしないとテンポは上がらないから、ということでその練習方法を実際にやりながら手取り足取り教えて下さり、この期に及んでテンポアップの練習中。本番までにまともに弾けるようになるか、未だに微妙です(泣)

猛特訓の末の現状がこちらです。すみません、かなりミスタッチをしていてお聞き苦しいです。
でもこのバッハとの組み合わせがとっても素敵なんです。発展途上の記録用のつもりですが、これ以上成長しない可能性もあります(大汗)本番はトリの直前とのことで、責任重大なので、何とか頑張りたいです。



新年のご挨拶&今更ですが昨年の振返り

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モーツァルト

またもかなりご無沙汰しております。何とか細々とピアノもお仕事も続けています。
数年ぶりにモーツァルトを本番で弾くことになり、もうすぐ本番なので記録として貼っておきます。
モーツァルトに取り組んで、いかに基本的なこと(ペダルとか)ができてないかがよく分かり、とても勉強になりました。音の少ない緩徐楽章が難し過ぎましたが、最近ようやく先生に言われることが理解できるようにはなったかな。実際にできるかどうかは半々くらいだけど(汗)音の多い3楽章も、それはそれで指が回りません・・

最後のあがき中なので、残念なところがいっぱいありますが、もしよろしかったら聴いて頂けると嬉しいです。

ご無沙汰しています

すっかりご無沙汰しております。
忙しいわけでもないのですが(どちらかというと暇)、色々なことがあって生活が変わってしまい、自分の気持ちがうまく整理できていない状態で。つまらない内容ですが、近況をお伝えしますね。

1.手のこととピアノ
手の痛みの件で、長引いていたので整形外科に行ってみた所、思わぬ診断がつきました。筋肉の問題ではなく、拇指CM関節症というものでした。これは指の付け根の関節がゆるんで(亜脱臼状態)ずれているために、軟骨が磨り減って痛みが生じるらしいです。ある程度年齢によって仕方ないもので、痛みが出ない程度に抑えられれば特に問題は無いようなのですが、なかなか簡単に改善するわけはなく。

原因は必ずしもピアノというわけではなくて、日常生活で手を使う時に意外と負担になっているということなんですね。ビンの蓋を開けるときに力がかかったり、重い鍋を洗う時に支えたり。左手って縁の下の力持ち的な動きをよくするので、その疲れが蓄積してしまったという感じです。その状態で、ベトソナのオクターブや和音を多用する練習が悪化させたのでしょうね。

ベトソナ縛りの本番は9月。このままでは満足のいく練習ができそうになかったので、とても残念でしたが参加をキャンセルしました。一時はピアノ自体をしばらくお休みしなければいけないかも・・と思っていましたが、良い整形外科の先生との出会いがあり、漢方や鍼治療で少し痛みが緩和してきたので、曲を変更してピアノは細々と続けることができています。

ただ、手の方は多少落ち着いて来たのですが、今度は肘周りが痛くなってきました。タオルを絞る動作などで肘周りが痛くてあまり力が入らなかったり、手を伸ばした状態から何かを持ち上げるときに肘が痛かったりして、筋肉ってあちこち連動して動いているんだなあと実感しています。

2.足の怪我
ちょっとしたことで、足の小指を痛めてしまいました。一時は腫れて凄い色に変色していたので、骨にヒビくらいは入ったのかもしれないのですが、レントゲンでは特に折れたりしてはいませんでした。今は腫れも治まり、色も無くなったのですがまだ歩くと痛くて腰が痛くなります。

3.お仕事のこと
たまたま今持っている生徒くんが部活で多忙なので、ごくたまにしか出席できず、お仕事は開店休業状態になっています。去年までであれば、すぐ追加で生徒さんの依頼があったのですが、今年は無いんですよね。一度だけ軽く催促してみたのですが、何かあれば連絡しますと言われてそのままなので、無いのかなあと思いながら時間が経ってしまって。お仕事が思った以上に生活に張りをくれていたようで、何だか元気が出ないんですよね。そんなにお仕事好きだったのか(苦笑)

手が元気だったら、暇に任せてピアノ三昧なのですが、そこまで練習できないのでどうにも生活全般が不完全燃焼なんですよね。家事をするにも、あちこち痛くてやりにくいし、ストレスが溜まります。

手や足の痛みがあるので、お仕事が休みで良かったのかもしれませんが、お仕事できれば楽しいし、準備で気が紛れて良いんだけどなあ。やはりもう一度催促してみましょうかね。

ピアノは、モーツァルトとバッハをのんびりやっています。どちらも明るい曲調で、癒されます。
そうそう、ソナチネを弾く機会があるので、子供時代を思い出しながら楽しく練習しています。